本当に面白い注目のオススメライトノベル5選!! その1【終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらってもいいですか? すかすかシリーズ】

どうも!

いつもお読み頂いてるあなたは、こんにちは。

初めて目を通していただいたあなたは、初めまして。

佐藤賢治です。



今回はライトノベルの紹介です。

改めまして、全五回です。今回は第1回

『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらってもいいですか?/終末なにしてますか? もう一度だけ会えますか?』


これから読みたい!! 本当に面白い注目のオススメライトノベル5選!

  1. 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらってもいいですか?/終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?
  2. 未踏召喚://ブラッドサイン
  3. ただ、それだけでよかったんです/おはよう、愚か者。おやすみ、僕の世界
  4. 覇剣の皇姫 アルティーナ
  5. ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか/ソード・オラトリア

5選とか言いつつ、8作品あります。ただその殆どにおいて関わりがありますので、こういう紹介をさせていただきました。(一作品だけニッチではないのですが、ここで紹介したいのはその外伝のほうなのです)

全作品ちゃんと紹介いたします。

まずは『すかすかシリーズ』です。

ちなみにアニメ化しておりますので、それを見てから買ってみるというのも、手かもしれません。

他のオススメライトノベル リンク ⇒ 中二病バトル  完結済み作品 言葉遊びが面白い


終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらってもいいですか?

全5巻

涙が出る :
驚愕の展開:
悪意   :
善意   :
オススメ度:

~~簡単なあらすじ~~

地上は正体不明の怪物〈獣〉の蹂躙され、人間を含む多くの種族たちが滅んだ。かろうじて生き残った種族たちが逃げたのは浮遊大陸群(レグル・エレ)。そこで人間以外の多くの種族が暮らしていた。だが〈獣〉の脅威が取り除かれた訳ではない。滅びは確実の彼らの背後へと迫っていた――。

地上が滅びる前の戦いで石化の魔法をかけられ、唯一生き残った人間。準勇者ヴィレム・クメシュは500年後の浮遊大陸で目を覚ます。人間という種族はもう絶滅していて、残っている人間はヴィレムのみ。故郷もなくし、家族もなくしたその男は世捨て人にように暮らしていた。だがある日、自分を拾ったグリックという男の好意により仕事を斡旋してもらう。それは妖精兵と遺失兵装(ダグ・ウェポン)という兵器を管理する仕事だった。そこでヴィレムは妖精兵の実情を知る。浮遊大陸が滅びないように兵器として使い回される妖精兵。その実情を――。そしてヴィレムは故郷も家族も亡くした自分に何ができるのかと考え始めるのだった。自然と涙が出る終末ファンタジー。


ギュッと辛さや悲しさや涙が詰まった物語です

全5巻とライトノベルにしては短いシリーズなんですが、その代わり1巻ずつに濃い物がギュッと詰まっております。

例外として1巻と2巻前半のみゆったりと進むのですが、それは全て見せかけ。

2巻後半以降は怒涛のごとく話が進んでいきます。もはや目を背けたくなる物語なのにページをめくる手が止まらない。悲しみに突き進んでいてるというのに、物語が気になって仕方ないのです。

1巻と2巻前半だけ本当にゆっくりと進むのが惜しいと言えば惜しい点ですね。ただ2巻後半から5巻まではノンストップで突き進むので飽きる事はないと思いますよ。

 

 

実は1度打ち切られている

実はこの作品、1度2巻で打ち切られたんです。決してつまらない訳ではないんです。表紙だって請求力があると思うんです。

でもいかせんマイナーすぎて、あまり話題にならなかった。

だから売れなかった。

ただ初期にこの作品を読んだ人が、この世界観で続きがないのはあんまりだ、と熱心に宣伝をしたのです。

どこから宣伝が始まったのか知りません。ただ私がたまたま書評ブログで取り上げたのを拝見させてもらった時には既に話題になっていました。

この熱心に宣伝したのが功を奏し、色々な人の目につくようになったのです。

 

 

それからは一瞬でしたね。

セール中のたびに、電子書籍のアマゾンランキングの1位と2位に1巻と2巻が張り付き続けるわ。

村上春樹のエッセイと互角の勝負をしているわ。

とにかく話題に事を欠かなかった。

話題が話題を呼んだという状態になってました。紙の本が打ち切りにより供給できなかったのが却って良かったのかもしれませんね。

電子書籍でかつてない程売れたと言われております。

そして角川スニーカー文庫が重い腰を上げ、まさかの復活を果たしました。

それ以降、『このライトノベルが凄い!!2016年度版』で5位入賞を果たしたり、『SUGOI JAPAN20』に選出されたりと、グイグイと作品に見合った功績を挙げていったのです。

 

 

この作品は9割の悪意と1割の善意で構成されています

9割の悪意というのはあくまで私の所感です。

作品内で、または著者が言明した訳ではありません。

ただ、9割くらい悪意だと感じられるのです、私には。とにかく希望が少ない。あることはあるんです。生きる可能性はうっすらとですが存在しているのです。だけどあまりに可能性が希薄すぎる。そこに手を伸ばすにはどうにも辛い道をたどるしかない。

また、キツい状況の中で更なる追い打ちをかけてくるのがこの作品の特徴です。

で、さらに言うなら、悪い予想を読者にさせてくるのですよ。

伏線がキッチリと張られていて、全く気が付かせない伏線があるクセに嫌な伏線のみこちらにハッキリとわかるように書いてくる。

イヤラシイことこの上ない事をしてきます、この作品は。

だから読んでる途中に悪意しか感じられない。しかしそこにたった1割の善意をぶち込んでくる。その時点から、なんだろう儚さとか、辛い感情とか、読み手側で言葉にできない感情が浮彫になってくる。胸にポッカリと穴が空いたような感覚になります。悪意と善意のバランスが絶妙なんです、この作品。

かといって「ほら、これ泣けるだろ? 泣いていいよ。ほら、泣けって」みたいな押しつけがましいこともしてきません。

何かわからないけど、自然に涙が出た。言語化するなら、そんな感想になると思います。

 

 

主人公・ヴィレムに何故かえらく感情移入してしまう

この作品のキャラクターはライトノベルらしいキャラクターでありながら、どこか少し他の作品とは違います。

何と言えばいいのか。

魅力的なキャラなのは間違いないです。ただ普通のキャラクター像とは少し違うぞ、というのが読んでいけばわかります。

そういう部分もオススメです。

個人的には妖精兵の一人・アイセアが良いキャラだなと思っています。ああいう元気な娘だけど、裏もあるんだよっていうの、私、好きなんです。

しかし、あえてここで強く紹介しておきたいのは主人公・ヴィレム。

家族も故郷もなくし、勇者ではなく準勇者。さらに言えば、身体はボロボロになり戦う事はもうできない。彼には確かな故郷が、守りたい家族が、努力で勝ち得た圧倒的な力があったハズなのに、何も残ってないんです。

できるのはただ見守る事と遺失兵器の調整だけ。この無力感が非常に感情移入させてきます。別に私が故郷を失った経験とかないんですよ。

淡々と書かれているのに、こちらを感情移入させてくれる魅力的な主人公になっているんです。

 

 

ネタバレになるので、あまり明確には書きませんが、感情移入した結果、彼の最後の選択はこちらを確実に泣かせて爽やかな気分してくれますので最後までの御一読を強く勧めます。

 

 

実は、続編があります

この作品、続編があります。『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?』という作品なんですけど、その続編に伏線を丸投げしております。

ヴィレムという主人公の作品としては完結しておりますので、丸投げエンド!? と思った方は安心してください。大丈夫です。

ちゃんと完結はしております。

 

 

総評

総評としましては、泣きたい方になるのかな。

でも、思い切り泣きたい!! 

みたいな人には向かないと思うんですよね。

だって割と淡々としているから。

自然と涙が出る感じですので、幻想的な物語が読みたい方向けという感じですかね。

実際に私もこの作品を何と表現すればいいのか、わかってないんです。ただ一つだけ言える事は読後は胸がポッカリと穴が空く余韻に浸れますので、そういうのに期待して読んでみてもいいかもしれません。


続けて、続編の紹介をしたいと思います。

ただ続編なので、何を書いても前作のネタバレになります。

よって軽い紹介です。ご了承ください。

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?

 

涙が出る :
驚愕の展開:
悪意   :
善意   :
オススメ度:
~~簡単なあらすじ~~

嘘つきインプの少年・フェオドール。彼は死んだ兄を思い出しながら葛藤している。先輩に憧れた妖精兵・ティアット。彼女は死んだ先輩に憧れてその後を追うような生き方をしている。二人とその仲間たちは新たな〈獣〉の脅威に対抗する為に、滅びゆく大陸の一つに残った。これは彼と彼女が、互いを邪魔をする物語。次世代の妖精兵に引き継がれた終末ファンタジー。


次世代の妖精兵と新しい主人公の物語

前作から5年後。という事でこの作品は前作では幼かった、ティアット、ラキュシュ、パニバル、コロンという妖精兵たちがメインになって物語が進みます。

この4人は明らかに前作の妖精兵、クトリ、アイセア、ネフレンに影響を強く受けており、前作から読み進めればちょっと得した気分になります。

約1名、影響を受けすぎてこじらせちゃった娘がいますが、その辺りはご愛嬌。続編ならでは楽しみ方というのができます。

ただ新しい主人公・フェオドールは前作の主人公を真っ向から否定しますので、ちょっと好感を持ちにくいかもしれません。

実際に私は一巻の時点で彼をあまり好きにはなれなかった。でも読み進めていく内に少しずつフェオドールなりの考え方が理解できて好きな主人公になりました。

この辺りは慣れですかね。

とにかく3巻まで読んでみる事をオススメします。ここが転機になっている巻なんだと思います。この続編ではヴィレムとクトリの関係とは同じにしないぜっというのが分かりますので。

 

 

セニオリスさんは新しい獲物を見つけました

この作品における最強の武器であり最大の害悪ともいえる聖剣・セニオリス。

そんな名前の剣が存在します。

前作も500年前もはっちゃけておりました。この聖剣は今作にも出てまいります。もはや魔剣です。前作の経緯を考えると、500年前の経緯を考えると、今作でセニオリスを持つ彼女がどうなるのか不安でなりません。

もちろん色々な事が既に起こっております。セニオリスという聖剣は誰が持つのか、その辺りも確認していただければと思います。

 

 

伏線は未だ回収されず

実は前作の伏線は残したままになっておりまして、それがどうなるか未だにわからないんですよね。

前作の最後に張った伏線もありますし、この先どういう風に話が転がっていくのか全くわからないんです。ただとても面白い事になってきました。

実はこの作品1巻と2巻はちょっとパンチが弱いんですよ。「すかすかシリーズ」っぽさがないというか。

あの絶妙な悪意がないというか(普通に悪意はありますよ。ただバランスの問題です)。

あるのかもしれませんが、あまり見えてこなかった。

ただ3巻からは違います。私たちの「すかすかシリーズ」が帰ってきました。帰ってきたら不幸な結末しか見えてこないというのに、わざわざ帰ってきてくださいました。今後が期待できる形になっております。※今作は「すかもか」と略すそうです。

 

 

総評

まだ完結しておりませんので総評という訳にはいかないと思いますので、あくまで現時点での総評になります。今後は1巻ずつの紹介をしていきたいと思っておりますので、その時に総評をご確認ください。

まず前作を読んだ人は間違いなく読んだほうがいい。

というか気になりますよね。エルクとかネフレンとか。他も色々。逆にこの作品から読むぜって人にはあまりオススメはしません。前作から読んだほうがいいです。そっちのほうが楽しめると思いますし。


長い文章でしたがお読みいただきありがとうございました。

次回の更新は『未踏召喚://ブラッドサイン』になると思います。

もしかたら先にライト文芸の紹介をするかもしれません。

次回もお読みいただければ幸いです。

あなたが素晴らしい本と巡り合うのを楽しみにしております。



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