本当に面白い注目のオススメライトノベル5選!! その4【覇剣の皇姫 アルティーナ】

どうも!!

いつも記事を読んでくれているあなたは、こんにちは。

初めてのあなたは、初めまして。

佐藤賢治です。

 


まず注目のライトノベル5選の紹介です。

  1. 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらってもいいですか?/終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?
  2. 未踏召喚://ブラッドサイン
  3. ただ、それだけでよかったんです/おはよう、愚か者。おやすみ、僕の世界(松村涼哉作品)
  4. 覇剣の皇姫 アルティーナ
  5. ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか/ソード・オラトリア

前回は松村涼哉さんの作品を取り扱いました。

今回は『覇剣の皇姫 アルティーナ』です。


覇剣の皇姫 アルティーナ

 

読みやすさ :
独自性   :
作戦の面白さ:
爆発力   :
オススメ度 :

~~簡単なあらすじ~~

「あたしは皇帝になる。あなたの叡智が必要なの」 覇剣の皇姫と読書狂の青年の覇道英雄譚、開幕!

剣も弓も苦手で、本ばかり読んでいる落ちこぼれ軍人のレジス。左遷された辺境で、彼は運命を変える少女と出会う。赤い髪、紅い瞳を持ち、覇者の大剣を携えた皇姫アルティーナ。落胤が故に、十四歳にもかかわらず、辺境軍の司令に任じられていたが、彼女は己の境遇を嘆くことなく、とある大望を抱いていた。「あなたを信じるわ」少女から軍師として求められたレジスは共に困難へと立ち向かっていく。覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー!! 出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/11939679/(楽天)


この作品の最大の売りはその読みやすさ

こう書いてしまうと、そんなのいっぱいあるよ。なんて思われるかもしれません。

もちろん読みやすい小説っていうのはたくさん世に出ています。ライトノベルに限って言えば、読みやすいという要素は半ば必須です。

 

しかしこの作品における読みやすさというのは他の作品と一線を画すんじゃないかと思います。

というのもこの作品、ファンタジーなんですよね。

ファンタジーで読みやすい作品って今までありましたか? 

もちろん全くない訳じゃないと思います。

むしろトールキンじゃあるまいし、どんな作品も読みやすくする事にはかなり気を使っていると思います。

ただ、どんな作品もファンタジー世界の根幹の説明っていうのはどうしても独自色を出そうとしていて、読みにくい、もしくは複雑というパターンが多い気がするんですよね。

魔法しかり、技術しかり。何かしらの説明はいるでしょ? その説明が少し読みにくくしていると思うんです。

 

 

じゃあ、この『アルティーナ』という作品はどうなのって思うでしょ? 

なんとこの作品、ファンタジー小説でありながら魔法が出てこないんですよ。

いや、もちろん魔法が出てこないファンタジー小説っていうは無数にありますよ。しかしそんな作品でも、魔法ではないが魔法に準ずる別の技術というのが確実に出てくるんですよね。

この世ではあり得ない力っていうんでしょうかね。

そういうのが『アルティーナ』には全く出てこない。

唯一あるとすれば、ヒロイン・アルティーナ達、王族が持つ覇剣と呼ばれる七本の剣。ただこの七本の剣も特にこれと言った特殊能力がある訳でもないんです。ただちょっと壊れにくいというだけ。

 

 

つまりこの『アルティーナ』という作品は、全く持って魔法らしい力がなく、あくまでも歴史に似通ったファンタジー作品という事です(アルティーナや、もう一人の主人公・バスティアンがえらくバカ力という設定は……魔法的な力ではないでしょう。多分)。

 

 

つまりどういう事かと言うと、現実に即しているから設定部分がスッと読み手側に自然と伝わってくるんですよ。だって多くを説明する必要がないから。

私はこの作品はホントに素晴らしいくらいに読みやすいと思っていますので、一度読んでみてください。

 

 

戦記物として化けるのは5巻から

実は戦記物として化けるとか以前に4巻までは戦記物ですらないと思います。

ザックリと言うなら「戦いのある、ラブコメファンタジー」って感じですかね。

基本的に戦争の前段階って感じです。

私的にはここの部分がこの作品の注目度を落としているんじゃないかなと思います。だってこの作品の1巻を呼んだら多分凡百のライトノベルにしか思えないと思いますよ。ヒロインが一杯出てきて、主人公がモテて、いちゃいちゃして、みたいな。

 

正直な話をすると、3巻まではちょっと退屈。なんか既視感バリバリで特に読み進めていこうって気にならないんですよね(4巻はバスティアンが主人公のため除く)。

 

でも5巻は以降は全く別の作品に生まれ変わる。

いや、本来の良さが出てくると言ったほうがいいのか

とにかく戦術やら、戦争の面白さが出てくる。戦記物として非常に質が高くなっていくんです。で、さらに5巻ぐらいから魔法に変わる独自色がこの作品には出てきます。

それが、~~主義。もしくは~~イズムって言えばいいんですかね。

主義主張が話の中に組み込まれていきます。

ただ、そういう主義主張を中心に扱う作品って大概、エンタメとして面白くないですよね。

しかしこの作品はそういう要素を取り扱いながら、初期のノリである「戦いのある、ラブコメファンタジー」というのを崩さない。徹底的にエンタメしてくる。

それも戦争が段々と激化していくため、加速度的に戦記物としての面白さが増していく。

本当に上質なエンタメになるんです。実際、暗躍しかない巻とかもあるんですが、滅茶苦茶面白いですからね。

 

 

段々と主人公・レジスが成長していく

いや、初めから結構優秀な軍師なんだけど、精神的にどんどんと成長していく。

その過程が面白い。

後、主人公でいうならバスティアンという第二の主人公がいるんですけど、バスティアンが主人公になった話は非常に爽快感があって面白い。とにかく何が言いたいかって言うと、二人とも良い主人公だからどっちも面白いんです。まあ実際に読んでみてくださいとしか言えません、この辺りは。

 

 

総評

この作品をどんな人に紹介したいか。

うん。もう皆。かなり誰でも読めて、しかも誰でも面白いと思えると思いますから。ただ、そうですね。巻数がそこそこあるので、ちょっと時間に余裕がある人じゃないと厳しいかもしれません。

1冊あたりの2~3時間とは思いますけどね。


お読みいただきありがとうございました。

何気に結構長めの記事になってしまいましたが、どうでしたでしょうか。個人的には本当に読んで欲しい作品なんで私は非常にオススメしております。

では今回はこの辺りで。

あなたが良き本に出会う事を祈っております。

短編集は9巻の後に読むくらいがオススメです。

あと漫画版もあります。

 

 

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