オススメ 小説③ 読みやすい歴史小説【忍びの国】【はなとゆめ】【弧宿の人】【巷説百物語シリーズ】

どうも!

今回は読みやすい歴史小説です。

歴史小説に若干の抵抗を感じている方、敷居が高いと思っている方にオススメです。



  1. 忍びの国
  2. はなとゆめ
  3. 弧宿の人

 


忍びの国

 

 
戦争描写 :
歴史再現度:
読みやすさ:
熱さ   :
オススメ度:

~~あらすじ~~

時は戦国。忍びの無門は伊賀一の腕を誇るも無類の怠け者。女房のお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と百地三太夫率いる伊賀忍び軍団との、壮絶な戦の火蓋が切って落とされたー。破天荒な人物、スリリングな謀略、迫力の戦闘。「天正伊賀の乱」を背景に、全く新しい歴史小説の到来を宣言した圧倒的快作。

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/6983721/

感想

和田竜さんの歴史小説です。

この作品も例にもれず、大量の資料を基に執筆されているようです。

だからですね。物凄く事細かく歴史的事実を書かれている。その点物語のスピード感は落ちるものの、その圧倒的な細かさに恐れ入りるでしょう。

でも、読みやすくはないんじゃないか。そんな風に思われると思います。

この作品は実のところ、普通に読めば若干読むのが面倒な小説かもしれません。

しかしこの作品の凄いところは物語の勢いで、それを全て覆しているところです。スピード感はないけど、勢いという部分がちょっと分かりにくかと思います。

簡単に言ってしまえば、物語の展開は遅いが、物語に熱さがあって勢いで読めてしまうという事です。

アクションとしても面白い作品です。熱いです。

和田竜のその他の作品 村上海賊の娘


はなとゆめ

 

 
読みやすさ:
爽快感  :
泣ける  :
清少納言 :
オススメ度:

~~あらすじ~~

なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのかーー。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!

出典:http://books.rakuten.co.jp/rk/170e85147f6932ee9778077cc4c406ad/

感想

清少納言の物語です。

この作品の素晴らしいところは、清少納言のイメージをガラリと変えてくれる事。

個人的な話なのですが、清少納言って鼻持ちならない女の人というイメージを私は持っていました。しかしこの作品を読むとそんなイメージがガラリと変わる。

どんな時もユニークさを失わない。笑って生きられる事と強さと逞(たくま)しさを書いた小説です。

読みやすいかと言われると、初めの方は若干の読みにくさが勝ちます。

全編通して清少納言の一人称で物語が進んでいきますので、初めはちょっと入り込み辛さを感じるかもしれません。しかし中盤というか、100ページくらいからですかね。慣れてきて読みやすくなって後は止まらないかと思います。

ちなみに作者は冲方丁さん。

元々SF作家ですが、最近は歴史小説で活躍されています。

他の作品としては、

『光圀伝』

『天地明察』

両作品とも、読みやすい歴史小説になっていると思いますので、一度読んでみてください。


弧宿の人

 
泣ける  :
読みやすさ:
驚愕の展開:
歴史再現度:
オススメ度:

~~あらすじ~~

涙なくしては読めない宮部ワールドの感動巨編!

讃岐国、丸海藩――。この地に幕府の罪人・加賀殿が流されてきた。以来、加賀殿の所業をなぞるかのように毒死や怪異が頻発。そして、加賀殿幽閉屋敷に下女として住み込むことになった少女ほう。無垢な少女と、悪霊と恐れられた男の魂の触れ合いを描く渾身の長編大作。

出典:https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A4%E5%AE%BF%E3%81%AE%E4%BA%BA-%E4%B8%8B-%E5%AE%AE%E9%83%A8-%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D/dp/4404032587

感想

こちらは宮部みゆきさんが初めて書かれた歴史小説。

やはり宮部みゆきさんなので非常に読みやすい。

さらにこの作品は感動します。

少し長めですが、一気に読めるかと思います。

これは本当にオススメです。


巷説百物語シリーズ

 

~~あらすじ~~

怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧ー。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが…。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。小豆洗い、舞首、柳女ー彼らが操るあやかしの姿は、人間の深き業への裁きか、弔いかー。世の理と、人の情がやるせない、物語の奇術師が放つ、妖怪時代小説、シリーズ第一弾。

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/1569589/

感想

妖怪を書かせたら右に出る者はいないであろう、京極夏彦さんが作者です。

この作品は歴史小説であり、ホラーであり、ミステリでもあります。

この作品は妖怪がただ出てくるだけの作品ではありません。

そもそも妖怪っていうのは、昔の時代に説明できなかった自然現象を、妖怪という言葉に置き換えて説明したものなんです。

だからこの作品に出てくるものは、人為的か、もしくは自然的な現象ばかり。それを又市という御行が詐欺の手口として使い、人を助けたり、悪者を退治したりする作品です。

ルパン三世に似てますかね。

ちなみに基本的には短編集です。

『続巷説百物語』からは短編を重ねて長編にしている物語になっております。

『続巷説百物語』は滅茶苦茶面白かったです。

『続巷説百物語』

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ちなみに『覗き小平次』『嗤う伊右衛門』のスピンオフでもあります。

上記2作品も今度紹介できたらと思います。


では今回はこの辺りで。

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