ハラハラするオススメ小説【黒革の手帳】【連続殺人鬼カエル男】【ラバー・ソウル】

どうも!!

今回はハラハラする小説。ミステリやサスペンスといったジャンルの作品です。



  1. 黒革の手帳
  2. 連続殺人鬼カエル男
  3. ラバー・ソウル

 


黒革の手帳

ハラハラする:
読みやすい :
一気に読める:
ミステリ  :
オススメ度 :

~~あらすじ~~

7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させることに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが……。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。

出典:http://books.rakuten.co.jp/rk/6e0834f9d374327787c4108a8050147d/

感想

言わずとしれた松本清張の代表作の一角。

出版されたのが昭和58年ですので、古い作品ですね。けど今読んでも色あせないないくらいに面白いです。

そもそも松本清張さんって社会派の作家さんだから、その当時の時代背景をみっちり書いてくれているんですよね。それが作品を分かりやすくしてくれている。

作品内に入っていきやすいんですよね。

私は男なのに主人公の原口元子に若干ながら感情移入してしまったくらいですから。

そしてそれがハラハラ感に繋がっているんだと思います。

原口元子は世間的に考えたら悪です。当たり前です詐欺や恐喝と変わらないんですから。でも、感情移入をしてしまう。ある意味で人間の一側面を書いている作品だからでしょう。

原口元子を応援してしまっている自分がいるんです。さらにその原口元子がギリギリの線を渡ろうとするんですよね。

もうそれがハラハラします。

上巻の終わりくらいは、何とか逃げ切ってくれ! と願ったものです。結果がどうなったかは書きませんが。

とにかく感情移入ができ、本当に色あせない名作だと思います。

一度手に取ってみてください。


連続殺人鬼カエル男

ハラハラする:
読みやすさ :
驚愕の展開 :
一気に読める:
オススメ度 :

~~あらすじ~~

口にフックをかけられ、マンションの13階からぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。街を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の犯行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに…。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の目的とは?正体とは?警察は犯人をとめることができるのか。

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/6982228/

感想

こちらも中々のハラハラさ。

どちらかと言えばホラー的なハラハラさですね。カエル男しかり、精神障害を患っている人がいたりと様々ですし、最後は色々ホントにパニック状態になりますし。

とにかく展開がコロコロ変化していき、そこに毎回ホラー感がついて回るものだから、ずっとハラハラして読めました。

ただ、この著者である中山七里さんは、一筋縄ではいかない作品を絶対に書いてきます。最後の最後まで気を抜かずに読む事をオススメします。

ちなみにこの作品、著者のデビュー作である『さよならドビュッシー』と同じ新人賞に応募したそうです。その中で『連続殺人鬼カエル男』と『さよならドビュッシー』のどちらに賞をあげようとかかなり悩んだ作品だそうです。


ラバー・ソウル

怖い    :
ハラハラする:
読みやすさ :
一気に読める:
オススメ度 :

~~あらすじ~~

幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みたーそんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス。

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/12788094/

感想

こちらの作品実はかなり長い作品です。

685ページあり、手に持つとちょっと今度読もうかななんて思ってしまうくらいにはページ数があります。実際、この人の文章は非常にねっちこく(作品の関係上かもしれませんが)感じられ、なかなかページが進みません。

私は読むのに3日くらいはかかったハズです。(基本的には1日~2日で1冊くらいのペースの人間です。もちろん作品によります)

さらに主人公が圧倒的な変態ため、結構読むのが嫌だなと思う人もいるかもしれません。

私は嫌だなと思わなかったです。こいつ何するつもりなんだよ、とハラハラしてました。変な事やめろよ的な。

けで、そこには眼をつぶってください。

そして最後まで読んでみてください。あえて何も言いませんが面白いですから。

ただ、書店でこの作品を買う時、極力帯に目を通さないで買ったほうがいいです。

私はそこで少し先が読めてしまいましたから。ちなみに書店カバーをつけたまま知人に貸したら、知人は最後凄かったと絶賛していました。

帯び見ていない人間は良いよな、と心のスミでちょっと思った事は秘密です。

ちなみにこの作者さん少し特殊です。

井上夢人(イノウエユメヒト)
1950年生まれ。’82年、徳山諄一との共作筆名・岡嶋二人として『焦茶色のパステル』で第28回江戸川乱歩賞を受賞。’86年、日本推理作家協会賞、’89年、吉川英治文学新人賞受賞後、同年、『クラインの壷』刊行と同時にコンビを解消する。’92年、『ダレカガナカニイル…』でソロとして再デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/12788094/

まぁ昔は共作著名をやっていて、文学賞階段をグイグイ登っていったのに、最終的には解散してしまったという事です。そしてその後ソロデビュー。

私はこの作品を読んでやっぱり力がある人なんだなぁ、と思いました。


最後に

今回はハラハラすると言っても、どの作品もそれぞれ違ったハラハラできる作品を紹介しようというコンセプトが実はありました。

3作品とも、全く読み味が違うと思いますので、それぞれ楽しめると思います。

では、今回はこの辺りで。

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