オススメ小説 一風変わったミステリ作品【神の棘】【楽園のカンヴァス】【オーデュボンの祈り】

どうも!!

本日は一風変わったミステリ作品の紹介です。




  1. 神の棘
  2. 楽園のカンヴァス
  3. オーデュボンの祈り

神の棘

 

オススメ度:
ミステリ感:
泣ける  :
歴史好き :
総合   :

あらすじ

家族を悲劇的に失い、神に身を捧げる修道士となった、マティアス。怜悧な頭脳を活かすため、親衛隊に入隊したアルベルト。寄宿舎で同じ時を過ごした旧友が再会したその日、二つの真の運命が目を覚ます。独裁者が招いた戦乱。ユダヤ人に襲いかかる魔手。信仰、懐疑、友愛、裏切り。ナチス政権下ドイツを舞台に、様々な男女によって織りなされる、歴史オデッセイ。全面改訂決定版。

引用:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101269718/?tag=maftracking7888-22&linkCode=ure&creative=6339

ナチス政権下、ドイツの物語

この作品の最大の特徴は、ナチス政権下のドイツでのお話という部分です。

 

まずそこが舞台の日本人著者の作品ってあまりないですよね。まずそこからして新鮮味があってグイグイ読めるかと思います。

 

ただ、この作品のどこがミステリなのか。読んでいても全く分からないでしょう。

私も購入して、帯びにミステリと書いているものの、どこがミステリ?と疑問に思いながら読みました。

そもそも歴史物ですからね。

どう読んでもミステリにはなり得ない物語だと思いました。

 

ハッキリと言っておきましょう。

 

この作品のミステリ要素は全体の5%くらいです。

残りの95%は歴史小説だと思ってお読みください。

 

なら、何故この作品をミステリに入れたのか?

まぁ、ぶっちゃけ最後まで読んでくれとしか言い様がないです。

 

それでもあえて一言だけ、添えるなら。

 

「そうか、お前はそんな風に思っていたのか」

 

きっとそう思う。

私は最後まで読んで、そんな感想でしたから。

 

ちなみにこのミステリが解けた瞬間。

泣けます。

 

むしろ泣いてください。

 

以上です。


楽園のカンヴァス

 

オススメ度:
ミステリ感:
読みやすさ:
熱中度  :
総合   :

あらすじ

ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

引用:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101259615/?tag=maftracking7888-22&linkCode=ure&creative=6339

新説・ルソー&ピカソ

この作品の基本的な話は、ある絵が贋作なのか真作なのか、それを見極めるという作品。

 

ミステリとしては少し弱いかもしれません。

 

ただグイグイ読ませてくれた作品ではあったと思います。

 

特徴的だったのは、ルソーとピカソを作者自ら描いていて、彼らが当時に何を思ったのか、何を考えたのかを書いている点です。

 

ここがこの作品の最大の特徴で読ませてくれた点です。

 

天才たちは何を思い、どういう生き方をしていたのか。

 

こういうテーマが好きな人にはオススメです。

また絵なんて全然詳しくないから分からないって人にも逆にオススメ。

 

色んな意味で作者の知識量に平伏したくなりますから。


オーデュボンの祈り

 

オススメ度:
最高傑作級:
ミステリ感:
特殊   :
総合   :

あらすじ

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

引用:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4101250219/f2664t19-22/

 

伊坂幸太郎デビュー作にして最高傑作!!

個人的に伊坂幸太郎の最高傑作は二つあると思っています。

一つは『重力ピエロ』

もう一つがこの『オーデュボンの祈り』です。

 

この作品、もう書き始めから凄い。

 

なんじゃこの書き出しはとなると思いますので、そこはまず読んでいただきたい。

 

さらにそこから伊坂ワールド全開で、未来が見えるカカシが出てきます。

 

もうこの時点で意味がわからないと思いますが、この意味の分からない部分を綺麗に世界観に落とし込んでいるのが伊坂幸太郎の伊坂幸太郎たる所以だと思います。

 

そして未来が見えるカカシがバラバラ殺人(?)に合うところから事件が始まります。

 

いや、殺人ではないのだけれどね。

 

全体的に伊坂幸太郎の読んでて心地の良い感じ、独特の世界観、ちょっとした外連味など、色々詰め込まれてあって流石デビュー作って感じで濃いです。

 

だから伊坂幸太郎を読んだ事のない人にはオススメの作品。

慣れてくると『バイバイ、ブラックバード』とかもオススメですので、伊坂幸太郎作品に触れるならぜひに!


今回はミステリの中で変わった作品です。

どれもこれも面白いと思った作品ですので、ぜひ読んで欲しい。

 

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