類を見ない独特さが魅力のオススメ小説【四畳半神話大系】【本にだって雄と雌があります】【東京異聞】

どうも!!

オススメ小説第8弾!! 独特さが魅力の小説です。



  1. 四畳半神話大系
  2. 本にだって雄と雌があります
  3. 東京異聞


四畳半神話大系

独特さ    :
読みやすさ  :
晴れやかな気分:
笑う     :
オススメ度  :

~~あらすじ~~

私は冴えない大学3回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい! さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

出典:http://books.rakuten.co.jp/rk/4c7802b2cc6946ffac6a1ac4a69d9964/

酔いしれる程、独特の文体

この作品の最大の特徴は文体だと思います。

 

大学三回生の春までの二年間、実益あることなど何一つしてない事を断言しておこう。異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛練など、社会的有為の人材となるための布石の数々をことごとくはずし、異性からの孤立、学問の放棄、肉体の衰弱化などの打たんでも良い布石を狙い澄まして打ちまくってきたのは、なにゆえであるか。

責任者に問い質す必要がある。責任者はどこか。

私とて誕生以来こんな有様だったわけではない。

引用:四畳半神話大系 5Pより

 

書き出しの文章なんですが、この時点でなんだがもう面白いですよね。

間違いなく独特ですし。

 

一応、こんな文章が延々と続きます。面白くおかしく、それでもちょっとシリアス気味に。

もうこの時点で面白いと思った人は読んでみて欲しい。

 

絶対に気に入ると思いますので。

 

4つの並行世界で繰り広げられる大学(?)生活!!

 

この作品のもう一つの特徴として、4回も一回生から三回生をやり直すという部分。

もちろん同じ文章を繰り返し使っている部分はあれど、全く内容は違います。

 

だって前回の反省が生かされておりますから。

毎回滅茶苦茶な方向へ話が逸れていきますが、どの話も面白いので騙されたと思って読んで欲しい。

 

最後に話を読んだ時に、かなり晴れやかな気分になると思いますので。

 

さらに一つの目の話、二つの目の話、と読み進めていくと、初めの内はあった謎のような徐々に解けていきます。

この辺りがミステリとしても面白いかな、と思いました。

オススメです。


本にだって雄と雌があります

独特さ  :
読みやすさ:
ほっこり :
展開   :
オススメ度:

~~あらすじ~~

本も結婚します。出産だって、します。小学四年生の夏、土井博は祖父母の住む深井家の屋敷に預けられた。ある晩、博は祖父・與次郎の定めた掟「書物の位置を変えるべからず」を破ってしまう。すると翌朝、信じられない光景がーー。長じて一児の父となった博は、亡き祖父の日記から一族の歴史を遡ってゆく。そこに隠されていたのは、時代を超えた〈秘密〉だった。仰天必至の長編小説!

出典:http://books.rakuten.co.jp/rb/13340900/

二人称小説!!

この作品はまぁあまりみない形、全編二人称で書かれた小説。

簡単に言いますと、

 

一人称 ⇒ 私は~~だと思った。

三人称 ⇒ Aは~~だと思った。

二人称 ⇒ あなたは~~だと思った。

 

この内の二人称で話が進んでいくんです。

 

この作品、読んでいるとホントに独特で、基本的に手紙を読むような感じで話が進んでいきます。

というか主人公に宛てられた手紙を私達読者が読んでいる感じですかね。

 

ですので、本当に独特。展開のほうも多少の無理はあれど納得できる作りになっていると思います。

 

この作品を私が買った理由として、もちろんタイトルが面白そうだったというのもあるんですが、帯びの推薦文が森実登美彦だった事です。

あの作者が推薦するなら間違いないだろう。

 

そう思ったらまぁ、本当に独特な作品が出てきましたよ。

面白かったですが、人によって受け付けないかもしれないので、オススメ度は3にしております。


東京異聞

独特さ  :
ホラー感 :
ミステリ :
書き出し :
オススメ度:

~~あらすじ~~

帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に行き当たる…。人の心に巣くう闇を妖しく濃密に描いて、官能美漂わせる伝奇ミステリ。

出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/4101240221?ie=UTF8

独特の伝奇ミステリ

この作品の特徴は、そのホラー感だと思います。いえ、作品がホラーではないのです。ホラー感を持った薄暗い世界観で、ミステリとしての話が進みます。

 

ですので、断じてホラーではない。

ただ、暗い世界みたいなのが好きな人にはオススメです。

 

しかしこの作品、ちょっと初めは読むのに苦労するかもしれません。

色んな伝奇(ようするに妖怪)の話を、ある人が体験した話として、色々みせてくれます。この辺りだけ掌編になっており、主人公がコロコロ変わり分かりにくいかと思います。

 

だがその話は全部伏線ですので、そこらは我慢して読んで欲しいところですかね。

絶対に最後に最後面白いのです。

 

ちなみにこの作品はファンタジーです。

小野不由美さんの他の作品 十二国記シリーズ


最後に

文章が独特、人称が独特、世界観が独特という三つに分けて紹介させてもらいました。

どれも面白いと思いますので、ぜひ!



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